忘れざる日々

野中康行 著  四六判 ソフトカバー P281

IBN978-4-904870-57-0 C0095 2024/4/1 初版第1刷発行 

定価1870円(本体1700円+税⑩)
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 本書内容:著者エッセイ集の第5作。今回は、Ⅰ「自然と遊ぶ」Ⅱ「歌と旋律」Ⅲ「争いの怨念」Ⅳ「人間になる」Ⅴ「小言・たわ言・ひとり言」Ⅵ「悩むな、考えろ」の6章立てとなっている。著者の郷愁誘う作風と小気味よい語り口はますます快調。まさに「沁みるエッセイ」の真骨頂を示す佳品ぞろいの全73編。



岩手・減災 近年の足跡

齋藤徳美 著  A4判 ソフトカバー P401

IBN978-4-904870-54-9 C0036 2023/11/11 初版第1刷発行 

定価1650円(本体1500円+税⑩)
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 本書内容:第1部地震災害、第2部津波災害、第3部火山災害、第4部豪雨災害の4部構成。岩手大学内に組織される、INS(岩手ネットワークシステム)を起点に、減災に向かい合う著者の姿が圧巻のドキュメンタリー作品です。減災(防災)への心構えのマニュアルとしても際立つ1冊といえましょう。



続・小間物屋安兵衛

小原光衛 著  四六判 ソフトカバー P307

IBN978-4-904870-53-8 C0093 2023/4/24 第1刷発行 

定価1540円(本体1400円+税⑩)
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 小間物の担ぎ売り安兵衛が活躍の人情時代小説。一見斎という本草学を学ぶ好人物が新たに登場。安兵衛は薬草の知識に手助けを受けながら難事に立ち向かう。お香姐さんの素性がわかり、複雑な気持ちを抱えながらも、生涯の伴侶と心に決めて商いに精を出す安兵衛。細作頭の伊助や五助たちを巻き込んできょうも元気に商いに向かう。



美の丁字路

中村光紀 著  四六判 ソフトカバー P251

IBN978-4-904870-51-8 C0070 2022/2/9 第1刷発行 

定価1540円(本体1400円+税⑩)
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 盛岡出身の画家松本竣介作の《Y市の橋》は、横浜駅東口にある小さな月見橋と後ろの鉄路にかかる跨線橋と架線を支える鉄柱が描かれている。色彩が抑えられ、時代の雰囲気が反映されたような人影のない都会の一隅の風景である。(中略)静かな作品の中に詩情豊かな精神が宿り、見る人の内面に語りかけて来る。竣介の絵には「詩」がある。対峙すると清々しい親密な対話が生まれる。
―本文、「静謐な不安」より―



小間物屋安兵衛

小原光衛 著  四六判 ソフトカバー P335

IBN978-4-904870-50-1 C0093 2021/10/12第1刷発行 

定価1320円(本体1200円+税⑩)
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 一本松は椿橋のたもとに立っている大きな赤松だ。松の向こうには、なだらかな山容の霞露岳が見える。……ここには毎朝、振り売りや担ぎ売りが集まってくる。世間話をしながら、見聞きしたことや仕入れた話を教え合っている。安兵衛は泊りがけの商いに出ていない限り必ず顔を見せた。
―本文より―



わたちたちはみな弱法師である

千葉万美子 著  A5判 ソフトカバー P255

IBN978-4-904870-49-5 C0095 2021/5/23 第1刷発行 
※2021(令和3)年度 岩手県芸術選奨受賞作品

定価1650円(本体1500円+税⑩)ご注文メールフォーム

 当初は能楽について書いたもののみ集めるつもりだったが、岩手日報の一字署名コラム「交差点」で書いてきた文章のうち、読む、育む、感じる、考える、書く、演じる、表現する、伝えるといったことについて書いた文書も合わせて編むことにした。編んでみると、能楽のテーマと通い合うように思う。
―「二十四年目の弱法師~まえがきとして」より―



石田稔歌集 よ市・馬っこ・材木町

― 昭和二、三十年代の盛岡の思い出 ―
石田 稔 著  四六判 カバーなし P170

IBN978-4-904870-48-8 C0092 2020/10/9 第1刷発行 
※2020年度岩手県芸術選奨受賞作品 

定価770円(本体700円+税⑩)※品切れ、販売終了

 
のどかで、未来がひろがっていて、たくさんの友だちがいた子ども時代。たえず成長して、さまざまなことがあった子ども時代。思い出は、眠りぎわにやってきて、私を眠らせなかった。こうして、短歌が、づぎつぎに生まれた。―帯文より―



福田パンものがたり

『福田パンものがたり』発刊委員会  四六判 ソフトカバー P191

IBN978-4-904870-46-4 C0095 2019/10/7 第1刷発行 ・2019/12/05第2刷発行

定価1430円(本体1300円+税⑩)
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 福田パンは、もともと家族経営からスタートした小さなまちのパン屋でした。今でこそ矢巾工場で毎日1万個以上ものパンを製造していますが、原点であるアットホームな手づくり感を忘れずに、お客さんと心が通い合うサービスを心がけています。物心ついたときから、留吉が宮沢賢治の教え子であることを本人から聞いていましたが、今回この本を発刊するにあたり、改めて留吉が精神的にも大きな影響を受けていることを実感させられました。―本書「おわりに」より―



峠越え

浅沼誠子 著 四六判 ソフトカバー P278

IBN978-4-904870-45-7 C0093 2017/12/15 第1刷発行 

定価1320円(本体1200円+税⑩)
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  「大きい山だすなあ。あれがお爺さんがいつも話してくれはった岩鷲山だすか」と幸太は岩鷲山の勇姿に圧倒されたように目を輝かせている。「堂々として、立派な岩鷲山でしょ」とおみよも疲れを忘れたように明るい声で言った。「大阪ではこんな大きな山はあらしまへんな。何やらこの山に守られているような、そんな気持ちになります。この舟橋を渡る人たちは、この山に迎えられたり、見送られるような気持になるんやろうなあ」と幸太はこの場から立ち去りがたいのか、しばらく佇んで眺めていた。―本書「故郷へ」より―

記事掲載の紹介
哀歓にじむ時代小説

物語の主な舞台は南部盛岡藩の城下町。いたわり合いつつましく暮らしながらも、やがて時代の奔流に身を投じていく市井の人々の哀歓がにじむ人情時代小説だ。一人の女性の波乱に満ちた生涯を軸に、短編6作品で構成。江戸後期から明治初期までの時代を、史実を下敷きに臨場感たっぷりに描く。(中略)登場人物はいずれも個性豊かで魅力的。細やかな描写と盛岡弁の柔らかな響きが心地良く、庶民の息づかいが感じられるようだ。
(2018年2/25日付け「岩手日報」読書欄、郷土の本棚掲載 抄)


岩手の養護教諭 ―次代への伝言― 

遠藤巴子 著 A5判 カバーなし小口折り P270

IBN978-4-904870-42-6 C1037 2017/11/15 第1刷発行 

定価1760円(本体1600円+税⑩)
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 この本が、現職養護教諭はもとよりこれから養護教諭になろうとする若い人たちの一助となることを願ってやまない。また、養護教諭について知らない人たちにも、岩手の養護教諭・看護教育および教育界の歴史の一端を知るための文献・実践記録、証言集として読んでもらえれば幸いである。―はじめにより―

記事掲載の紹介
養護教諭の歴史 次代へ 本県の変遷学ぶ一冊

「岩手の養護教諭ー次代への伝言ー」は1~9章で構成し、遠藤さんの養護教諭としての歩みや本県の養成の歴史と活動の変遷、県立大創設の経緯などを記した。退職・現職教諭らの寄稿文も掲載した。本県は1949(昭和24)年、全国に先がけて4年制の県立養護教諭養成所を創立。地域間で医療、経済格差がある時代に「質の高い養護教諭の育成」を目指して尽力した関係者の熱意や、現在につながる本県の教育の特徴などを分かりやすくまとめた。(2018年1/5日付け「岩手日報」地域欄掲載 抄)


祈りと遊び― 

花巻人形の世界

髙橋信雄 著 A5判 ソフトカバー P196

IBN978-4-904870-41-9 C0072 2017/7/31 第1刷発行 

定価1650円(本体1500円+税⑩)
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 「花巻人形は郷土人形の中でも最高峰」
 花巻人形は、独特の色彩豊かな花模様を主体歳華やかな中にもおおらかな表情の人形が多く、独自のユニークな構図の人形も少なくない。更には、明治時代の日清・日露戦争の人形などは他の郷土人形に無い花巻人形独自の人形であり歴史の証人でもある。花巻人形は、ある時には子供たちの健やかな成長を願い、病気や天災、災害などから生活を守る願いや祈りを託すものであり、時には江戸や上方の文化を伝える道具であり、歴史や道徳の格好の教材でもあったと考えられる。花巻人形は、実に多くの種類の人形が見られることも他の郷土人形を圧倒する。―はじめにより―


ファミリーヒストリー  KOGARIMAI

ーいちのへストア物語ー
小苅米 清弘 著 四六判ソフトカバー P360

IBN978-4-904870-40-2 C0095 2017/7/3 第1刷発行 

定価1650円(本体1500円+税⑩)
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 「あなたは、なぜ一億円の小売業を目指さないのですか?」
 瑞代は唖然として返答が出来なかった。一億円の売り上げは当時の一戸商店にとっては及びもつかない数字であったからである。返事のしようもないままセミナーが終り、帰宅したが、瑞代は返事が出来なかった自分に悔しさを感じたと同時に、年商一億という数字がその後しばらく脳裏を離れなかった。瑞代はしばしば講師の真意がどこにあるのかと思い巡らした。ある日ふと、瑞代はある考えに思い至った。講師は「肉屋で一億円」とはいわなかった。「小売業で一億円」とおっしゃった。そうか、講師の真意は、肉屋稼業からスーパーマーケットという新しい事業に切り替えなさいという点にあったのではないか。そうすれば一億円の売り上げ達成も可能となってくる。瑞代の腹は決まった。種々障害があるかも知れないが、スーパーマーケットに踏み出さなければならないと、その具体的準備に取り組んでいったのである。―本文より―


牛飼いの夏

村井直衛 著 四六判 ソフトカバー P267

IBN978-4-904870-36-5 2015/11/25第1刷発行 ※平成27年度岩手県芸術選奨受賞作品 ※品切れ、販売終了

定価1320円(本体1200円+税⑩)

 岩手の中央に位置する、とある町を舞台に畜産・酪農家たちの奔走を描く連作短編集。広葉樹林の減少などで里に下りてきた野生動物による作物や家畜への被害、東日本大震災の放射能汚染、風評被害など様々な問題を抱えながらも、協力しながら立ち向かってゆく地域の人々の姿を描いた珠玉の5編。
 

革新 挑戦―中小小売商の灯を消すな―

松田十刻 著 四六判 ハードカバー P261

ISBN978-4-904870-33-4 C0095 2015/04/07 第1刷発行・2015/6/18 第2刷発行※品切れ、販売終了

定価1870円(本体1700円+税⑩) 

栄枯盛衰が激しい小売業界にあって、三十年以上も地域の人々に愛されている「パル」は全国的に見ても稀有な存在である。今日に至る成長の陰には髙橋理事長をはじめとした組合員、従業員のたゆまぬ革新と挑戦の積み重ねがあった。この本は髙橋祥元という人物の生き方を描いた半世紀ではあるが、同時に戦後の日本における小売業界の変遷の一端を知るうえでの貴重な記録(ノンフィクション)にもなっている。

愛しき高校生へ―授業の外のメッセージ―

畠山政文 著 四六判ハードカバー P164

ISBN-978-4-904870-35-8 C0095 2015/4/1第1刷発行  ※品切れ

定価1210円(本体1100円+税⑩)

だれでも、自分の笑顔を大切に思って憶えていてくれる人の中でずっと生きることができます。仕事に追われ、雑用に追われ、受け身になってくたびれて時間をすごしていると、生きているありがたさや手応えや自分にできることを忘れそうになります。この本はそれを確かめるための、私のささやかな挑戦でもあります。

神々の記憶 北東北の魅力を探る伝説探究読本

髙橋 智 篇著 小B6判 カバーなし小口折 P363

ISBN978-4-904870-34-1 C0221 2015/3/20 初版発行

定価1760円(本体1600円+税⑩)
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―ここに綴られた説話は、北東北の地に神々が残した記憶です―
伝承されてきた説話の数々は、今を生きる私たちのために北東北に残された神々の記憶だと私は思っています。しかし、そのように魅力がたっぷり秘められていても、残そうとしないと残らない。旧い字や旧い言葉で記されてあるものは、方言も含めて、伝えられてきた地域以外の者にとっては、単語の意味がよく解らないことも多くあり、それを理由として余計に理解され難いものになって、後世に伝承される可能性が、時間の経過と共に無くなっていくことを感じたのです。本書の編纂を始めてから思いも寄らず、その世界観が拡大した幾話もの説話は、研究者でない私にとって、徐々に興味や趣味の範囲では手に負えなくなることを感じずにはいられませんでしたが、このような本が欲しかった、微力ながらも形にして後世に残るものにしたいと、そのような信念に縋りながら完成させたものです。(本書「はじめに」より)

啄木ふるさと人との交わり

森 義真 著 四六判 ハードカバー P254

ISBN978-4-904870-29-7 C0095 2014/3/28 初版発行 ※在庫僅少

定価1760円(本体1600円+税⑩)
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―簡潔にして要を得た手腕に舌を巻いた―
この本は、森義真氏が月刊「街もりおか」2009年5月号から2014年4月にかけて連載された「啄木の交友録〔盛岡篇〕」をまとめたものです。主観を交えず、あくまでも資料に基づいた客観的立場に立っていながら、確かな温もりが伝わってくることに深い感銘を受け続けました。 ―序文より―

新 岩手の民謡

発行:岩手県民謡協会 出版販売:盛岡出版コミュニティーA5判ソフトカバー P257

2014/6/2 初版発行 ※平成26年度岩手県芸術選奨受賞作品 ※品切れ、販売終了

定価3850円(本体3500円+税⑩)

岩手の民謡は今、新たな環境が構築されています。本書は、民謡関係者やこれから民謡を習おうとする方、岩手の民謡に興味のある方、生活文化である民謡を勉強してみようと思う若い方々のために編集した岩手の民謡の解説書です。生活の中で自然にうたってきた民謡から聴かせる民謡へと、永い間に培われ洗練されてきた民謡は、人々の心が反映して聴く人に感動を呼び起こすようになり、新たな民謡の道が開けてきました。「岩手県民謡協会」発足から30年余、たゆまず磨かれ続ける岩手民謡の魅力をこの1冊に描き出しました。 ― あとがきより ―
 

盛岡伝説案内

髙橋 智 篇著 四六判ソフトカバー P298

ISBN978-4-904870-26-6 C0021 2013/5/1 初版発行 ※平成25年度岩手県芸術選奨受賞作品※品切れ

定価1760円(本体1600円+税⑩)

― 伝説とは、命の中で息づく記憶の継承 ―伝説も地名も、伝え続ける文化や手段を失うと、私達の記憶から消えてしまうという危機感を感じるものも少なくありません。伝承は、人を介すること、時間を経ることで、その話にどのような変化が、どの時点で生じるかは、誰も察することすらできません。それでも、私達の心の中に魅力を感じるものがあれば、それは伝え残されていくものだと信じています。それは〝命の中で息づく記憶の継承〟であるといえるでしょう。

ホタテの神さま―千葉繁 この海に未来を託して―

松田十刻 著 四六判ハードカバー P243

ISBN978-4-904870-25-9 C0095 2013/3/11 第1刷発行 ※品切れ

定価2090円(本体1900円+税⑩)

― ホタテ養殖のパイオニア、千葉繁の一代記 ― 大船渡の人たちが復興へと歩むなか、赤崎町の人たちを中心に繁、サダ夫妻を顕彰しようという声が上がった。繁は大船渡をはじめ北海道、青森県などの養殖業の歴史を変えた。その強靭な精神力、旺盛な行動力、養殖にかける熱い思いを今こそ学ばなくてはならない。本書はそのような有志たちの真摯な思いを受けとめ、ホタテ養殖のパイオニアとして愛妻と二人三脚で歩んできた千葉繁の生涯と事績をまとめたものである。

啄木の親友 小林茂雄

森 義真 著 A5判ハードカバー P334

ISBN978-4-904870-24-2 C0095 2012/11/5 第1版第1刷発行・2012/12/1 第2刷発行
 ※平成24年度岩手県芸術選奨受賞作品

定価2200円(本体2000円+税⑩)
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今回は、書名『啄木の親友小林茂雄』が示すように、啄木に引き付けた形での小林茂雄が、その考察の中心であったのだが、今後は小林茂雄存在の意味をより深く、より広く探ることが課題となろう。東北医専時代の小林茂雄、医師としての小林茂雄、留学体験者としての小林茂雄、盛岡市医師会長・岩手県医師会長としての小林茂雄、盛岡市議としての小林茂雄、家庭人としての小林茂雄等のより詳細な考察によって、小林茂雄像はより広く、より豊かなものとなるだろう。

それぞれの真実それぞれの思い

(SAVE IWATE刊)湊 雅義 編著 四六判ソフトカバーP192

ISBN978-4-904870-23-5 C0036 2012/9/11 第1版第1刷発行 ※品切れ、販売終了

定価1650円(本体1500円+税⑩)

―被災した当事者による聞き書き作品―
本書は被災した当事者による聞き書きという点で際立った内容を持っているといえます。被災同士ならではのやりとりから、あの大地震による大津波とその被害の状況が緊張感と迫力を伴って、生々しく、私たち読者に伝わってきます。

巽聖歌童謡曲集

(楽譜集、CD付)川原井泰江編 A4判 カバーなし P150

ISBN978-4-904870-20-4 C0373 2011/10/21 第1版第1刷発行 ※品切れ、販売終了

定価2200円(本体2000円+税⑩)

童謡「たきび」制作70周年
紫波町出身の詩人、巽聖歌(たつみせいか)の代表作「たきび」。この童謡が歌い継がれ愛されてやまないのは日本人の心象風景の原点と言って過言ではないからだ。「たきび」のほかにも巽聖歌によるたくさんの詩と楽曲が存在しているが、今回聖歌と遠縁にあたる声楽家の川原井泰江氏の献身的な働きによって集められた90曲の内44曲を取り上げ、収録したCDを付けての発刊となった。


岩手もりおか 中津川の旅

遠藤雄三 澤口たまみ 中村茂ほか5名の編著 四六判ソフトカバーP293

ISBN978-4-904870-16-7 C0095 2010/12/1 第1版第1刷発行

定価1980円(本体1800円+税⑩)
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川と自然を愛するすべての人に贈る
北上山地に流れをむすび、盛岡の街なかをおだやかに通って北上川へと合流する、清流中津川。流れのほとんどが実は源流域であることに少しおどろかされる。中津川の全域に亘る、川と自然と暮らしについて丹念に描いた、忘れてはならない私たちの自然誌。