わたしの盛岡 

(もりおか暮らし物語読本)松本源藏 著 新書判 P319

ISBN978-4-904870-39-6 C0275 2017/3/28 第1刷発行

定価1019円(本体926円+税⑩)ご注文メールフォーム

「私家版の名著復刊!」「盛岡弁の語りべによる、古き良き時代の回想記。」
私を支えて来たものは、子供の頃の貧しさと、それ故に培われた絆ではなかったか、と思っています。貧しいからこそ得られたもの、それはいまの世相からは思いもよらぬものであり、いまとなってはとても再現し得ないものばかりかも知れません。貧しいから助け合う心が生まれたのかも知れないし、豊かであれば守勢に回るのも理解できます。でも本能的には誰でもやさしい心を持っているし、一方では負けたくない心も持っていると思うのです。(本書あとがきより)
 

演劇のまち盛岡 ~復活文士劇二十年の歩み~

(もりおか暮らし物語読本)道又 力編 新書判P350

ISBN978-4-904870-32-7 C0274 2015/3/15 第1版第1刷発行

定価1222円(本体1111円+税⑩)ご注文メールフォーム

「復活文士劇20年の歩み」
1995年、33年ぶりに復活し、昨年12月の公園で20回を迎えた盛岡文士劇。脚本家として関わってきた編者が、その歩みをまとめた。劇は、地元アナウンサーらが盛岡弁を駆使する「現代物」と、盛岡ゆかりの作家らが繰り広げる「時代物」で構成。写真を交えて20回の全作品を紹介し、主な出演者による記念座談会も収録した。49~62年に上演された旧盛岡文士劇の記録も掲載。今や国内唯一という文士劇の醍醐味がわかる。(2015/4/5「神戸新聞 各地の本」掲載-抄-※「共同通信社」による配信)
 

文学のまち盛岡 ~追悼 中津文彦さん~

(もりおか暮らし物語読本)道又力遍 新書判P258

ISBN978-4-904870-17-4 C0295 2012/6/19 第1版第1刷発行

定価1047円(本体952円+税⑩)ご注文メールフォーム

盛岡そして岩手の風土が作家を育てる
無意識の中で、風土が魂に浸透して、やがては文芸活動を始める原動力になる(中津文彦氏…本文より)。岩手の物語を東京で書くのと、盛岡の空を見上げながら書いているのとでは全然違う(高橋克彦氏…本文より)。文学のまち盛岡に対し多大な貢献のあった、作家の故・中津文彦さんの追悼とともに、文学のまち盛岡そして岩手文学界の史料価値を兼ね備えた一冊。1012年4月~6月まで盛岡市中央公民館で開催された「岩手の文学展」をもとに脚本家として活躍の道又力氏による編集作品。

 

めん都もりおか

(もりおか暮らし物語読本)松田十刻著  新書判P231

ISBN978-4-904870-15-0 C0277 2010/12/24 第1版第1刷発行

定価1047円(本体952円+税⑩)ご注文メールフォーム

「めん都」へおでんせ
盛岡で生まれ育った私は、当然ながら三大麺の味を知っている。だが、実はそれらを体験したのは、成人してからである。こんなことを言うと、どこからか「盛岡人の風上にも置けない」といった声も聞こえてきそうである。本書は、飲食店を紹介するガイドブックでも、さまざまな郷土料理をとりあげるグルメ本でもない。主として盛岡の三大麺にまつわる歴史、エピソードなどを盛り込みながら、岩手・盛岡圏で育まれてきた麺文化の魅力を探ろうというものである。